ハイブリッドショベル
2008年6月、市販車としては世界初のハイブリッドシステムを導入したショベルを発売した。旋回モータ、発電機モータ、キャパシター(蓄電器)と、ディーゼルエンジンを併用することにより、通常型の同サイズの油圧ショベルと比べて燃費低減を実現している。これは旋回の減速時に発生するエネルギーを電気エネルギーに変換し、キャパシターに蓄え、これを発電機モータを通じてエンジン加速時の補助エネルギーとして活用している。また、このハイブリッド・システムを構成するコンポーネントは、キャパシタセルを含み、すべてコマツで内製されている。