ピーエス・コンストラクション株式会社（PS Construction Co., Ltd.）は、大成建設のグループ会社（ゼネコン）。かつてはUBE三菱セメントの関連会社で、太平洋セメントとも関係が深かった。旧社名は株式会社ピーエス三菱。元々は、東日本重工業（現・三菱重工業）七尾造船所を源流とし、日本で初めてプレストレスト・コンクリートの建設を専門に扱っていた建設会社の「ピー・エス（旧ピー・エス・コンクリート）」（1952年設立）と、三菱グループで唯一のゼネコンであった「三菱建設」（1960年設立）であったが、ピーエスの橋梁や空港などの公共施設建設、並びに三菱の工場、病院・医療施設、マンション、工場倉庫などのそれぞれの得意分野を絡ませた総合ゼネコンを目指す観点から2002年に、ピーエスを存続会社とした新会社として発足。ゼネコンではあるが橋梁をはじめとするプレストレスト・コンクリート（PC）関連の受注が多い。耐震性に優れ、高強度を実現できるPCコンクリート技術のパイオニアとして、 幅広い施工を手掛けてきた。橋梁や道路、津波避難施設など、 耐久性が求められる建造物における施工