DICの前身「川村インキ製造所」の創業
地方需要の開拓
商号を川村喜十郎商店に変更
無機顔料の製造に成功
国内に導入されたばかりのオフセット印刷に着目
海外への進出を開始(中国・漢口で代理店契約)
有機顔料の自給生産を開始、化学会社としての一歩を踏み出す
インドネシアに進出
ワニスの製造を開始
法人組織となし、商号を大日本インキ製造株式会社として設立
北京出張所を開設
厳しい材料統制により、独自の水性グラビアインキを開発
グラビアインキでは、溶剤として安価な航空機用ガソリン類が使用されていましたが、戦渦の中にあった当時の日本では揮発油の統制が厳しく、代用品としての水性インキの開発が急務となりました。
合成樹脂技術の発展を目指し、外資合弁会社を設立
合成樹脂の用途は印刷インキや塗料にとどまらず、接着剤、建材、紙加工、強化プラスチック、繊維加工など多岐にわたっていたことから、JRCの設立は当社にとって非常に大きな価値を持つことになりました。
米 Sun Chemical社との技術提携契約を締結
合成樹脂製品の急速な進展に向けて、原料から最終製品までの一貫生産体制を構築
戦後初の海外拠点として香港出張所を開設
樹脂着色剤、改質剤の生産を本格化
JRCを吸収合併、商号を大日本インキ化学工業株式会社に変更
オーストラリアのインキ製造会社へ技術供与
シンガポールに駐在員事務所を設置
ニューヨークに駐在員事務所を設置
印刷の指標となる、DICカラーガイドの販売を開始
石油留分を有効活用する、純国産技術によるエポキシ樹脂の製法を開発
ポリスチレンの生産を開始
西ドイツにDICヨーロッパを設立
包装用多層フィルム市場に参入
日本初の紫外線硬化型インキ「ダイキュア」を開発
アメリカに DICアメリカ、香港にDIC香港を設立
高性能・長寿命なネマティック型液晶を開発
スピルリナ健康食品「リナグリーン」を発売
米 Polychrome社を買収により印刷製版材料市場に進出
PPSコンパウンドの生産を開始
シドニーに駐在員事務所を設置
フッ素系消火薬剤を開発
ソウル駐在員事務所を開設
国際競争力の強化を目指して、Sun Chemical社グラフィックアーツ材料部門を買収
米 Reichhold Chemicals社を買収
高機能中空糸膜の開発に成功
川村記念美術館を開館
ベトナムに駐在員事務所を開設
「家電リサイクル法」施行に向けて、家電メーカーの要求に合致した製品を提供
米 Eastman Kodak社との合弁出資により Kodak Polychrome Graphics(KPG)を設立
社会的な環境意識の高まりを反映する100%植物油インキを開発
仏 Totalfina社の印刷インキ事業部門(Coates)を買収
アジア・オセアニア地域の統轄会社としてDIC Asia Pacificを設立
中国・南通に印刷インキ・有機顔料用マザープラントを建設
中国・中山に塗料用樹脂プラントを建設
中国地区の統轄会社として迪愛生投資有限公司を設立
中国・張家港に樹脂・樹脂着色剤プラントを建設
KPGから出資分を資本償還
Reichholdグループを売却
創業100周年を機に、DIC株式会社に社名変更
ザ・インクテックと国内の印刷インキ事業を統合し、DICグラフィックスを設立
液晶カラーフィルタ用グリーン顔料「G58シリーズ」を開発
中国・南通に環境対応パッケージ用インキのマザープラントを建設
オーストリア工場の建設をはじめ、PPSコンパウンドの開発・生産拠点をグローバルに拡大
タイに印刷インキ技術センターを設立
タイにポリマ技術センターを設立
日本橋に本社新社屋「ディーアイシービル」が完成
ダウジョーンズ サステナビリティ インデックス アジアパシフィックの構成銘柄に初採用
ブランドスローガンColor & Comfortを定め、ブランディングをスタート
トルコにパッケージ用リキッドインキの新工場を建設
ソルダーレジスト世界トップシェアの太陽ホールディングスと資本業務提携
ドイツBASF社から顔料事業(Colors & Effects事業)を買収