杉浦六三郎、東京麹町の小西屋六兵衛店で石版・写真器材の取り扱い開始(後のコニカ株式会社の創業)杉浦六三郎(後に六代目杉浦六右衛門と改名)の曽祖父がはじめた薬種問屋「小西屋六兵衛店」は、東京でも有数の大商店でした。六三郎は25歳の時に写真館で撮影した写真に感動し、写真器材の取り扱いをはじめます。その後、家業から独立、日本橋に石版・写真器材の販売店「小西本店」(後のコニカ株式会社)を開業しました。
写真用暗箱の製造を開始
写真用暗箱の製造を開始
石版印刷器械の製造を開始
X線器械を輸入し実験を実施
X線器械を輸入し実験を実施
映画撮影機器を国内初輸入、初の日本人撮影による映画が完成
国産初のブランド付量産カメラ「チェリー手提用暗函」発売国産初のブランド付量産カメラ「チェリー手提用暗函」には6枚の乾板(57×83mm)が装填可能で、2円30銭と当時のカメラとしては手頃な価格で販売されました。それまでカメラは写真館の経営者ら一部の間でしか入手できないものでしたが、これ以降、一般の人の手に少し近づいていきます。
国産初の印画紙「さくら白金タイプ紙」発売
石版印刷インキの製造に成功
石版印刷インキの製造に成功
小西写真専門学校(現 東京工芸大学)設立
田嶋一雄、「日独写真機商店」(後のミノルタ株式会社)を創立、国産カメラの製造に着手父が経営する神戸の貿易会社に勤めていた田嶋一雄は、欧州訪問の際に光学機器の将来性に着目。帰国後の1928年11月11日に「日独写真機商店」(後のミノルタ株式会社)を設立し、現在の西宮市武庫川河畔に最初の工場を開きました。当時、周辺に下請け工場などはなく、ドイツから呼び寄せた技術者たちの指導のもと、小さな部品の1つ1つにいたるまで自社生産が行われていました。そして翌年にはカメラ一号機「ニフカレッテ」を発売します。
一般撮影用写真フィルム「さくらフィルム」発売
自社開発・生産の 「さくらレントゲンフィルム」発売1896年、X線器械を国内で初めて輸入しました。これはドイツの物理学者レントゲンによってX線が発見された翌年という非常に早い時期のことで、X線機械の輸入によって日本の医学界に貢献したいと願ってのことです。そして37年後の1933年、それまで輸入品が当たり前とされていたX線フィルムで、海外製品と比べても遜色ない「さくらレントゲンフィルム」を開発・生産し、販売を開始しました。
自社開発・生産の「さくらレントゲンフィルム」発売1896年、X線器械を国内で初めて輸入しました。これはドイツの物理学者レントゲンによってX線が発見された翌年という非常に早い時期のことで、X線機械の輸入によって日本の医学界に貢献したいと願ってのことです。そして37年後の1933年、それまで輸入品が当たり前とされていたX線フィルムで、海外製品と比べても遜色ない「さくらレントゲンフィルム」を開発・生産し、販売を開始しました。
組織を株式会社に改め、株式会社小西六本店(後のコニカ株式会社)を設立
国産初のカラーフィルム「さくら天然色フィルム」発表1929年の初の自社生産フィルム「さくらフィルム」発売から11年後、1940年ついに国産初のカラーフィルム「さくら天然色フィルム」を発表しました。そして翌1941年に「さくら天然色フィルム」は18枚撮り10円で発売されました。
日本初のCMソングをラジオで流す
初の米国拠点を設立
プラネタリウム一号機完成、科学博覧会で公開実演星好きだった田嶋一雄は、当時日本で最初に導入されたプラネタリウムに通ううち、自社でも作りたいとの思いを深めていきます。カメラレンズの開発で培った光学技術を活かし、街の発明家・信岡正典氏らの協力を得てプラネタリウム開発を続けていました。 これが実を結び、1958年に一号機が完成。兵庫県の遊園地・阪神パークで開催された科学博覧会で公開実演され、3か月で20万人を超える多くの観客を集めました。
プラネタリウム一号機完成、科学博覧会で公開実演田嶋一雄は、欧州視察時にドイツで見たプラネタリウムを自社で作りたいとの思いから、カメラレンズの開発で培った光学技術を活かし、街の発明家・信岡正典氏らの協力を得てプラネタリウム開発を続けていました。 これが実を結び、1958年に一号機が完成。兵庫県の遊園地・阪神パークで開催された科学博覧会で公開実演され、3か月で20万人を超える多くの観客を集めました。
複写機一号機「ミノルタコピーマスター」(湿式ジアゾ複写機)完成カメラで培った技術を元に光学関連機器の開発に取り組み始めました。中でもとくに注力したのは複写機の開発です。1960年に第一号機として湿式ジアゾ複写機「ミノルタコピーマスター」を完成。その後も開発を進め、情報化社会の進展に伴って需要を伸ばしていきます。
初の欧州拠点を設立
米国の宇宙船フレンドシップ7号の記録用カメラとして「ミノルタハイマチック」が搭載される1950年代、米国のカメラショーに積極的に出展するなど業界に先駆けて海外へ打って出ていきました。当時、世界では超大国による宇宙開発競争が活発化していました。1958年に米航空宇宙局(NASA)が設立され、1961年に有人宇宙飛行に成功、1962年にはジョン・グレン飛行士が地球周回軌道を飛行し、宇宙から見た地球の撮影に成功します。その時使用したカメラが「ミノルタハイマチック」でした。この快挙は、世界における日本のカメラの評価を大きく変えました。その時のカメラは、米国ワシントンのスミソニアン博物館に永久所蔵品として展示されています。
初の量産型光学式プラネタリウム「MS-10」一号機を設置
財団法人橘保善会(現 コニカミノルタ科学技術振興財団)設立
財団法人橘保善会(現 コニカミノルタ科学技術振興財団)設立
テレビ色彩調整分析器「ミノルタTVカラーアナライザー」発売、産業用計測機器分野に進出
史上初の有人月面着陸を果たしたアポロ11号に、露出計「ミノルタスペースメーター」搭載1968年、米国の宇宙船アポロ8号に「ミノルタスペースメーター」が搭載されました。これは米航空宇宙局(NASA)から、当時当社が市販していた露出計「オートスポット1°」をアポロ計画向けに改良してほしいという依頼を受けて製造したものでした。この露出計は1969年に史上初の有人月面着陸を成し遂げたアポロ11号にも搭載され、世紀の宇宙開拓プロジェクトに貢献しました。
当社初の普通紙複写機「U-BIX480」発売今日広く普及している、普通紙を使用する電子写真複写機(普通紙複写機、PPC)の開発を進め、ついに独自技術によるPPCを完成。1970年に開催されたビジネスショーに出展、翌1971年に「U-BIX(ユービックス)480」という商品名で発売して、生産が需要に追い付かないほどの好評を博しました。
運転免許証を作成する「さくらカラーIDシステム」全国で稼動
運転免許証を作成する「さくらカラーIDシステム」全国で稼動
世界初のフラッシュ内蔵カメラ「コニカC35EF(ピッカリコニカ)」発売誰でも簡単に撮れるカメラをとことん追求した結果生まれた、世界初のフラッシュ内蔵カメラ「コニカC35EF(愛称:ピッカリコニカ)」。「シャッターを押すだけでいつでも写真を撮りたい」そんな一般ユーザーの根源的なニーズを捉え、カメラ大衆化時代の到来を象徴する大ヒット商品となりました。
業界初の24枚撮りフィルム「サクラカラー24」発売
世界初のオートフォーカスカメラ「コニカC35AF(ジャスピンコニカ)」発売当時行った撮影済みフィルムの市場調査の結果、写真の失敗要因の36%がピンボケ(焦点が合っておらず不鮮明になる)であることが判明。その解消をめざした技術開発によって生まれたのが、世界初のオートフォーカスカメラ「コニカC35AF(愛称:ジャスピンコニカ)」です。シャッターを押すだけで自動的に焦点を合わせてくれるカメラの登場で、多くの人が鮮明な写真を撮影できるようになりました。
世界初の指先測定型パルスオキシメータ「OXIMET MET-1471」発売パルスオキシメータとは、動脈血中に含まれる酸素の量(動脈血酸素飽和度 SpO2)を、採血することなく測定する装置です。体内への酸素の取り入れ状況をリアルタイムに検知するため、病院の手術室や集中治療室、呼吸器科の外来などで、幅広く使用されています。当社は1977年、世界で最初の指先測定型のパルスオキシメータ「OXIMET MET-1471」を発売。その後、小型化と高品質の追求を進め、40年以上を経て、新型コロナウイルス感染症患者の重症度の判断に有効なツールとしても大いに活用されました。
世界で初めて採血不要の測定を実現した、フラッシュ光測光型「黄疸計」発売
宮崎美子さん起用、「ミノルタX-7」のテレビCM放映が大反響
漢字インクジェットプリンター(カイザー方式)を開発
ニューヨーク、タイムズスクエアにネオンサインを掲出
世界初、倍率が無段階に選べるズーム複写機「EP450Z」発売複写機「EP450Z」は、倍率を自由に変えられるズーム機能を世界で初めて搭載。当時、決まった倍率の拡大縮小しかできなかった複写機の操作性を大きく向上させました。その他にも自動原稿送りや自動用紙選択などの機能を装備、使いやすさや機能的なデザインが評価され、世界的ヒット商品になりました。
コンパクトディスク用超高精度非球面プラスチックレンズを開発カメラの非球面プラスチックレンズ技術を活かし、世界で初めてコンパクトディスク(CD) プレーヤーに内蔵される非球面プラスチックレンズを開発、1984年にはCDプレーヤーメーカーに供給を開始しました。その後、各種光ディスクにも用途を拡大、CD・DVD・ブルーレイを1枚のレンズで対応できるマルチディスク対応も開発し、この分野は世界でトップシェアを誇る事業に成長しています。
世界初の無水洗ミニラボシステム「サクラナイスプリントシステム」発売
暗所での画像保存100年を実現するカラー印画紙「サクラカラー百年プリント」発売
植物の発育状況をサンプル採取することなく測定できる、葉緑素計「SPAD-501」発売
一球式プラネタリウム「インフィニウム 」一号機が科学万博つくば’85で活躍
本格的なオートフォーカス機能を備えた一眼レフカメラ「α-7000」発売世界に先駆けて、本格的なオートフォーカス機能を搭載した一眼レフカメラ「α-7000」を発売。世界各国で爆発的な売れ行きを記録しました。これ以降、各社から次々とオートフォーカス一眼レフカメラが発売され、一眼レフカメラは、それまでの「一部のプロやマニアのための難しそうなカメラ」から「誰でも簡単にきれいな写真が撮れる万能カメラ」へと変わっていきます。
ドイツで複写機の生産を開始
世界初 ISO3200超高感度の写真用フィルム「コニカカラーGX3200(サクラカラーSR-V3200) 」発売
小西六写真工業株式会社から「コニカ株式会社」に社名を変え、ブランドをコニカに統一
簡易色校正システム「Konsensus」発売
Xレイフィルムの高速処理システム「コニカメディカルスーパーラピッドシステム」発売
世界初のワンチップ分光センサー式小型分光測色計「CM-1000」発売
デジタルフルカラー複写機「CF70」発売独自のレーザー強度変調システムにより、1ドットにつき4色それぞれ256階調の濃度表現で400dpiの高画質を実現した、フルカラーデジタル複写機「CF70(愛称LIMOS70)」を発売。同年、この技術で電子写真学会から技術賞を受賞しました。
医療用デジタル入力装置「コニカダイレクトデジタイザーKD-1000」発売
中期環境方針(第一次中期計画)策定
コニカ画像科学振興財団がコニカ写真奨励賞 (現コニカミノルタ画像科学奨励賞) を開始
ミノルタカメラ株式会社から「ミノルタ株式会社」に社名変更
中国で複写機の生産を開始
世界最高速デジタル複写機「Konica 7050」発売
X線撮影検査装置「コニカダイレクトデジタイザREGIUS(レジウス) MODEL330」発売
インクジェット捺染プリントシステム「コニカナッセンジャーKS-1600」発売1990年代、当社はインクジェット市場の将来性を予測し、写真画像のインクジェット出力に適したペーパーなどの開発・販売を開始していました。また、それと並行して布地にインクジェットで捺染する大型カラーインクジェットプリンターの開発を進め、1997年に「コニカナッセンジャーKS-1600」を発売。従来の捺染で必要とされていた製版が不要で、多品種・小ロット生産に迅速に対応できる次世代のシステムとして注目されました。
「重合法トナー」の製造・販売を行う合弁会社「株式会社コニカミノルタサプライズ」設立従来の粉砕トナーよりも高画質で省エネの「重合法トナー」を開発し、2000年末には合弁会社「株式会社コニカミノルタサプライズ」を立ち上げ量産を開始しました。これは、統合前のコニカ株式会社とミノルタ株式会社が同年4月に発表した、情報機器事業における業務提携の一環です。翌2001年には世界初の重合法トナー搭載デジタル複合機「Konica Sitios 7035」発売、2002年には重合法トナー搭載のフルカラー機が発売されました。
インクジェットプリンターヘッド(ピエゾ方式)の量産プラントが本格稼働</p></div>
液晶偏光板用TACフィルム事業の本格展開開始パソコン、テレビ、携帯電話などのモニターとして幅広く利用されている液晶ディスプレイにとって、なくてはならない基本構成材料の1つが、偏光板を保護するTACフィルムです。当社は写真フィルムの技術を活かし、1990年代半ばから液晶偏光板用TACフィルムの供給を行っていました。その後、2000年には神戸に専用工場を竣工し、TACフィルム事業の本格展開を開始しました。当社のTACフィルムは、薄さ・均一性において評価され、その市場拡大とともに急成長を遂げていきます。
世界初小型単眼式フルカラーデジタルプラネタリウム「メディアグローブ」を開発、一号機を納入
コニカ株式会社とミノルタ株式会社が経営統合、持株会社「コニカミノルタホールディングス株式会社」発足以前から情報機器事業での業務提携などで信頼を積み上げていたコニカ株式会社とミノルタ株式会社は、競争力強化と企業価値の最大化を図ることを目的として2003年8月に経営統合を実施、持株会社「コニカミノルタホールディングス株式会社」を発足させました。10月にはグループ内の事業を再編・統合し、持株会社と事業会社、共通機能会社による新体制がスタートしました。
世界で初めてボディ内蔵CCDシフト方式手ぶれ補正機構を搭載した、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「コニカミノルタ α-7 DIGITAL」発売
世界初のノートPC用薄膜(40μm)TACフィルム提供開始
世界初のノートPC用薄膜(40μm)TACフィルム提供開始
初のプラネタリウム直営館「サンシャインスターライトドーム満天」オープン2003年6月に閉館となっていた池袋の「サンシャインプラネタリウム」の事業を引き継ぎ、2004年3月、世界初のプラネタリウムメーカー直営館として「サンシャインスターライトドーム満天(現 コニカミノルタプラネタリウム満天 in Sunshine City)」がオープンしました。最新の光学式プラネタリウムに加えて、ドーム全天に高画質のフルカラーCG動画を投映する映像システムを駆使したプログラムが人気を呼び、2007年に来場者100万人を達成しました。その後も直営館の開設は続き、現在、国内で5館を運営しています。
情報機器の新商品ブランド「bizhub」を発表
オートバイレースの最高峰MotoGPにコニカミノルタホンダチームとして参戦
世界初のVA式TV用保護フィルム一体型の視野角拡大用VA-TACフィルム提供開始液晶ディスプレイは、液晶テレビをはじめパソコンや携帯電話などに幅広く利用されています。当社は液晶偏光板用保護フィルムとして提供してきたTACフィルムに視野角拡大機能を付けた高機能フィルム、VA-TACを開発。それまで2枚必要だったフィルムを1枚にしたことで、ディスプレイの薄型化や、部品数や生産工程の削減に寄与しました。
世界初の位相コントラスト採用のマンモグラフィー「Mermaid」発売
中国に持株会社および複合機・プリンターの生産会社を設立
産業用インクジェットヘッド「KM512」発売
フォト・カメラ事業の終了を発表
ブラック&ホワイトデザインのデジタルカラー複合機1号機「bizhub C550」発売
医療ITサービス「infomity」提供開始
長期的な視点に立った環境活動の指針「エコビジョン2050」策定
長期的な視点に立った環境活動の指針「エコビジョン2050」策定
BD/DVD/CD互換ピックアップレンズ提供開始
デジタル印刷システム「bizhub PRESS C8000」発売
カセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR」発売医療用X線撮影もフィルムからデジタルの時代に移り、当社もカセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR(エアロディーアール)」を発売しました。「AeroDR」は、画像データの送信が無線で行えるワイヤレスタイプのカセッテ型DRとしては、発売当時世界最軽量の2.9kgを実現しました。
世界初のリン光発光材料のみ使用の有機EL照明パネルを発売
オンデマンド出力サービス国内最大手「キンコーズ・ジャパン」を傘下に
ドイツの大手照明関連測定器メーカー「Instrument Systems社」を傘下に光源色・物体色計測の対象領域の拡大のため、2012年にドイツの大手照明関連測定器メーカー「Instrument Systems社」を傘下に加えました。さらに、2015年に米国の「Radiant Vision Systems社」、2019年にスペインの「Eines Systems社」、2020年にフィンランドの「Specim社」もグループ会社として、外観計測や非可視光域を計測するハイパースペクトルイメージングにも事業を展開しています。
世界初の携帯電話用超薄膜(20μm)TACフィルム提供開始
経営体制を再編し、社名を「コニカミノルタ株式会社」に変更当社は2003年の発足以来、分社・持株会社制をとっていましたが、2013年4月、事業会社など7社を合併するグループ経営体制の再編を行いました。これに伴い、社名を「コニカミノルタホールディングス株式会社」から「コニカミノルタ株式会社」に変更しました。
障がい者の雇用を通じて自立を支援する子会社「コニカミノルタウイズユー株式会社」を設立
デジタル印刷システムを対象としたカーボン・ニュートラルサービスの提供を開始
産業印刷の強化に向け、デジタル加飾印刷に強みを持つMGIと資本業務提携
超音波画像診断装置「SONIMAGE HS1」発売2014年1月にパナソニックヘルスケア株式会社超音波部門を事業統合し、7月には、事業統合前から共同開発していた超音波診断装置「SONIMAGE(ソニマージュ) HS1」を発売しました。超音波診断装置としては初めての自社開発製品となった同製品は、当社の材料技術やX線画像診断分野で蓄積された画像処理技術と、パナソニックヘルスケアの30年以上の歴史を持つ超音波診断装置の技術を融合させて、新たに開発されたものです。ハンドキャリー型で高い分解能を実現し、特に整形外科領域において高いシェアを獲得していきました。
シングルパス方式の超高速捺染を実現するインクジェットテキスタイルプリンター「ナッセンジャー SP-1」発売
マレーシアでデジタルマニュファクチュアリングによる次世代型生産体制が稼働開始
印刷物の色品質向上を実現する自動スキャン分光測色計「FD-9」発売
オフセット印刷に匹敵する高画質B2インクジェットデジタル印刷機「AccurioJet KM-1」発売2016年、商業印刷で待望されていた、オフセット印刷に匹敵する高画質で、幅広い印刷用紙に対応したB2インクジェットデジタル印刷機「AccurioJet(アキュリオ ジェット)KM-1」を発売しました。これと同時に、オフィス向けとは一線を画したプロフェッショナルプリント用の新ブランド「Accurio」を立ち上げました。「AccurioJet KM-1」は、2018年に国立西洋美術館の美術全集の印刷機として採用されました。
プレシジョンメディシン事業を開始
印刷現場の生産性向上を支援する自動品質最適化ユニット 「インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501」発売当社はセンシング事業の測色計をデジタル印刷機の中に組み込み、色調整や位置調整が自動で行える自動品質最適化ユニット 「インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501」を開発しました。発売後には世界中のお客様から大きな反響が寄せられ、その後も、業界初の自動リカバリー印刷機能や自動検品機能などを拡充し、印刷現場での生産性向上とオペレーションの省人化、コスト削減に寄与し続けています。
液晶ディスプレイ用偏光板保護フィルムとして高機能COPフィルム「SANUQI」提供開始従来のTACフィルムに替わる新材料としてCOP(シクロオレフィンポリマー)フィルム「SANUQI(サヌキ)」を開発しました。「SANUQI」は、優れた耐水性と加工適性の両立により液晶テレビやタッチパネルなどに利用されており、さらに、厚み0.04㎜という薄さや、VA用視野角拡大としては初の超々広幅(2.5m巾)での生産実現などで用途を拡大しています。
一般X線撮影装置で初の動画撮影機能を搭載したデジタルX線動画撮影システム発売
LEDドームシステム「DYNAVISION-LED」を販売開始
デジタル印刷システム「AccurioPress C14000」発売、ハイボリューム領域へ進出
独自のイメージング技術と最新のIoT、AI技術を融合させた画像IoTプラットフォーム「FORXAI」の提供開始2020年に提供を開始した「FORXAI(フォーサイ)」は、当社の強みであるイメージング技術をベースに最新のIoT、AI技術を融合させた、顧客やパートナーと共に社会のDXを加速させる画像IoTのプラットフォームです。このプラットフォームを活かして、センサーデバイスで継続的に収集する画像を中心としたデータを画像AIで分析し、課題のみえる化を実現します。さらにパートナー企業と連携することで、素早く多様なサービスを創出し、安全・安心な社会の実現に向けてDXを加速させます。
ベッドサイドでのX線動画撮影を可能にする回診用X線撮影装置「AeroDR TX m01」発売