三井鉱山が大牟田で本格的な化学事業を開始(現・大牟田工場) コークスの製造過程で発生する副産物はそれまで廃棄されていたが、効率的に回収する炉の稼動で、 様々な化学製品の製造を開始。
大牟田でナフタリン、アントラセン、アスピリン工場操業開始
日本初の合成染料アリザリンの生産開始で、大牟田での石炭化学工業が発展 当時、天然染料は高価なものであり、合成染料もドイツなどからの輸入に頼っていた。そこで三井の技術を駆使し、 日本で始めてコークスの副産物から合成染料アリザリンを生産することに成功。
三井鉱山化学事業が合成アンモニアや硫安事業へ本格的に進出 三井鉱山が鈴木商店彦島製錬所(現・下関三井化学)の委託運営を開始。 鈴木商店は、1924年(大正13年)に、彦島で日本初のクロード法アンモニア合成に成功している。
東セロ(現・三井化学東セロ)がセロハンの生産販売開始
合成染料インジゴの生産開始(大牟田)
研究を始めてから苦節16年、インジゴの生産を開始した。 この成功は、三井鉱山の合成染料事業の拡充だけでなく、合成アンモニア・化学肥料事業を拡大させた。
東洋高圧工業設立 三井鉱山化学事業の合成アンモニア・化学肥料などの事業をさらに拡大するため、 東洋高圧工業を設立、集約一元化した。
大牟田工場でフェノールの生産開始
東洋高圧工業が北海道に進出。北海道工業所(現・北海道三井化学)起工式
三井化学工業設立 三井鉱山の三池染料工業所、目黒研究所、石油合成工場建設部などを引き継ぎ、 三井財閥の重化学工業部門を担う中核企業として三井化学工業を設立。有機合成化学事業を強化していく。
北海道工場(現・北海道三井化学)が完成
大船工場発足
大船工場で塗料の生産開始
世界初の肥料用尿素大量生産開始(北海道)
東洋高圧工業は尿素の企業化成功で急成長。 戦後、食料確保のために必要とされた肥料用尿素の大量生産としては、世界初だった。
名古屋工業所(現・名古屋工場)発足
戦後初の硫安輸出
名古屋工業所(現・名古屋工場)で塩化ビニルの本格生産開始 三井化学工業は、石炭化学からの転換として、アセチレン系有機合成化学工業へ進出。 塩化ビニルの将来性を確信し企業化した。
チーグラー法ポリエチレンとの出合い
三井化学工業の石田社長が欧米視察に訪れた際、チーグラー博士と出会いチーグラー法ポリエチレン技術のすばらしさに感銘を受ける。これをきっかけに2年後、三井化学工業は独占ライセンス権を正式契約、後の三井石油化学工業でのエチレン生産開始につながっていく。
三井石油化学工業を設立
東洋高圧工業、三井化学工業など三井グループ8社で設立。 三井グループの総力を結集し、石油化学事業へ進出。
名古屋工場でフェノールの生産を開始
岩国工場(現・岩国大竹工場)起工式
千葉工業所(現・茂原分工場)発足 東洋高圧工業が、千葉県房総半島の膨大な天然ガスを原料とした化学品事業にも進出。 石油化学の安価な原料としてガスを利用したもの。
日本初の石油化学コンビナートが岩国で完成
三井石油化学工業の岩国第1期計画として、年産2万tの日本初のエチレンプラントが操業を開始。 石油化学製品の国産化の時代のはじまりである。岩国では、その後第2~3期計画の建設を完成させ、多くの誘導品を自前で生産した。
米デュポンと三井ポリケミカルを設立(現・三井デユポンポリケミカル)
東洋高圧工業ニューヨーク駐在事務所開設
名古屋工場でビスフェノールAの生産を開始
東洋高圧工業ヨーロッパ(ドイツのデュツセルドルフ)駐在事務所開設
三井石油化学工業ヨーロッパ(ドイツのデュツセルドルフ)駐在事務所開設
三井石油化学工業ニューヨーク駐在事務所開設
名古屋工場でポリプロピレングリコール製造設備が稼働
岩国大竹工場で三井ポリケミカルの低密度ポリエチレン製造設備が稼働
わが国最初のポリプロピレン製造設備が岩国大竹工場で運転開始
日本で初めてポリプロピレンを製造
三井化学工業がチーグラー触媒によるエチレン以外のポリオレフィン類への応用として、大竹工業所で日本で初めて石油からポリプロピレンを製造。近隣の三井石油化学工業から、原料のプロピレンをタンクローリーで受け入れた。
三井化学工業と三池合成が合併 事業の合理化などで企業基盤強化を図るため、両社が合併。三井化学工業が存続会社となった。
岩国大竹工場で三井石油化学工業 メチルイソブチルケトン(MIBK)製造設備完成 三井化学工業 川崎工業所発足。川崎でPPG生産開始
大阪工業所(現・大阪工場)発足 東洋高圧工業が大阪地区に石油化学工場を建設。翌年、東洋高圧工業と三井化学工業などが出資して石油化学コンビナートの建設計画に着手、大阪石油化学を設立した。その後1970年(昭和45年)、大阪石油化学の年産30万tのエチレン製造設備が完成。
三井化学工業、東洋高圧工業、関西石油化学が大阪石油化学を設立
三井石油化学工業と日本石油化学 浮島石油化学を設立
岩国大竹工場に総合研究所設立
千葉工場(現・市原工場)発足 三井石油化学工業が、三井グループの千葉地区への石油化学コンビナート建設計画に参加。年産12万tのエチレンプラントを建設。その後1970年(昭和45年)、日本石油化学(現・JX日鉱日石エネルギー)との合弁で川崎市浮島地区に年産30万tのエチレンプラントを完成させた。
東洋高圧工業と三井化学工業が合併、三井東圧化学が発足 企業規模拡大を目指し、両社が合併。総合化学企業としてスタート。
三井東圧化学 三井製薬工業を設立
三井東圧化学 東洋燐酸設立
下関にわが国最大の燐酸工場営業運転開始
国家プロジェクトであるイランでの石油化学事業に参加
三井東圧化学、三井石油化学工業他数社でイラン・ジャパン石油化学(IJPC)を設立、コンビナートを建設することに。しかしイランの政情悪化などから、1991年(平成3年)に事業を清算。
三井東圧化学大船総合研究所竣工
三井東圧化学、三井泉北石油化学を吸収合併。石油化学事業を統合
三井東圧化学、日本曹達、三井物産の3社 ウレタン原料の販売部門統合で三井日曹ウレタン設立
三井石油化学工業 三井石油化学エポキシ設立
三井東圧化学 三井物産と難燃剤、特殊樹脂原料、農薬中間体などの販売で三井東圧ファイン(現・三井化学ファイン)設立
三井東圧化学 日本石油化学とポリプロピレン生産で泉北ポリマー設立
三井グループによる石油化学事業であるイランのIJPC事業の工事再開
三井石油化学工業、三井東圧化学、日本石油化学、三井ポリケミカルの4社 三井日石ポリマーを設立
三井石油化学工業 チバ・ガイギーと日本アルキルフェノールを設立
三井石油化学工業 新技術研究開発センター(現・VISION HUB™ SODEGAURA)起工式
三井東圧化学 コークス事業から撤退
三井化学シンガポール(現・Mitsui Chemicals Asia Pacific)を設立
三井化学アメリカを設立
大牟田にわが国初のオキシクロリネーション法塩素製造設備完成
三井東圧化学、三井石油化学、日本石油化学および 三井日石ポリマーの4社が浮島ポリプロを設立。
三井化学ヨーロッパを設立
三井石油化学工業 出光とフェノール合弁会社千葉フェノール(株)設立
三井東圧化学 茂原にライフサイエンス研究所を設立
上海三井複合塑料有限公司 設立
樹脂のコンパウンド会社であるサンアロイ社が営業運転開始(袖ケ浦)
三井石油化学工業と住友化学工業 メタロセン触媒法直鎖状低密度ポリエチレン生産で日本エボリュー 設立
三井石油化学工業と三井東圧化学 合併の覚書に調印
三井東圧化学と日本石油化学、泉北ポリマーと浮島ポリプロの株式交換。 三井東圧化学が泉北ポリマー、日本石油化学が浮島ポリプロを主導
三井ビスフェノールシンガポール(現・Mitsui Phenols Singapore)設立
三井東圧化学と住友化学 日本ポリスチレンが営業開始
三井石油化学工業と三井東圧化学が合併。三井化学が誕生 「世界の市場で存在感のある総合化学会社」を目指して、三井化学がスタート。
三井化学上海(現・三井化学(中国)管理有限公司)設立
エムシー・ヒューマンリソース発足(サン人材センターとアミカを統合)
三井化学プラテック発足(三井東圧プラテックと三石アグリを統合)
Mitsui Phenol Singapore(現・Mitsui Phenols Singapore)設立
三井BASF染料営業開始
住友化学と日本エイアンドエル 設立
三井化学分析センター発足(サン分析センター、エム・シー・リサーチセンター他分析事業を統合)
三井化学エンジニアリング発足(三井東圧機工と三井石化エンジニアリングを統合)
大阪石油化学を100%子会社化
北海道三井化学発足
三井化学産資発足(三井石化産資と三井東圧建設資材を統合)
下関三井化学発足
Mitsui Elastomers Singapore 設立
三井武田ケミカル 設立
Mitsui Hygiene Materials (Thailand) 設立
亞太三井化学を設立
三井住友ポリオレフィン営業開始
Thai PET Resin 設立
コスモサイエンテックス(現・Mitsui Chemicals Scientex Sdn. Bhd.)設立
Advanced Composites 発足(米国のPPコンパウンド会社ATC とCCT(C&C Tech)が統合)
三井化学 第1回触媒科学国際シンポジウム(MICS)開催
ジャパンコンポジット営業開始(日本触媒と不飽和ポリエステル樹脂事業を統合)
三井化学アクアポリマー 設立
三井住友ポリオレフィン 合併解消
三井化学ファイン発足(三井化学ファインとサンテクノケミカルが統合)
中国におけるPP自動車材新会社 三井化学複合塑料(中山)有限公司設立
三井化学ファブロ発足(三井化学プラテックとハイシート工業が統合)
プライムポリマー営業開始(出光興産とポリオレフィン事業統合)
三井化学複合塑料(中山)有限公司 営業運転開始(PPコンパウンド)
三井化学クロップライフ発足(三井東圧農薬、三中化学、三東化学工業が統合)
Sun Alloy Europe(ドイツにおけるエラストマーコンパウンド新会社)設立
Mitsui Phenols Singapore 発足(Mitsui Phenol SingaporeとMitsui Bisphenol Singaporeが統合)
山本化成を100%子会社化
三井化学ポリウレタン発足(三井武田ケミカルを100%子会社化)
上海中石化三井化工有限公司 設立 BPAプラント着工
インド駐在事務所開設
第一三共の農薬子会社「三共アグロ」を100%子会社化
国連「グローバル・コンパクト」へ参加
三井化学India設立
出光興産、クウェート国際石油、ペトロベトナムと「ニソン精製有限責任会社(仮称)」に参加
SDC Technologiesを買収
シンガポール政府より当社がDPIP賞受賞
東セロを100%子会社化
三井化学ポリウレタンを吸収合併
三井化学アグロ発足(三共アグロと三井化学の農業化学品事業を統合)
Mitsui Prime Advanced Composites India PPコンパウンドの営業運転開始
三井化学Brasil 設立
三井化学東セロ発足(東セロと三井化学ファブロのフィルム・シート事業統合)
出光興産との千葉地区エチレンプラント統合運営開始
Acomon AG 買収
MCTI Scientex Solar SDN BHD 設立(マレーシアでの太陽電池封止シート生産)
MCTペットレジン 営業開始
三井化学シンガポールR&Dセンター 設立
佛山三井化学聚氨酯有限公司 営業運転開始
テクニカルサポート拠点を中国(上海)とシンガポールに開設
Siam Tohcello 設立
上海中石化三井弾性体有限公司 設立
三井化学功能複合塑料(上海)有限公司 設立
Prime Evolue Singapore Pte. Ltd. 設立
韓国メガネレンズ材料メーカーKOC Solutionの株式取得
Lotte Mitsui Chemicals, Inc. ポリプロピレン触媒プラントの営業運転開始
Dentca, Inc. 株式取得
Heraeus Holding GmbH’s 歯科材料事業買収
世界初のXDI大型プラントを大牟田工場に新設
米国 Corning社の調光レンズ材料「SunSensors」事業譲受
たはらソーラー・ウインド 共同事業営業運転開始
ヘルスケア・ブランド Whole You 誕生
上海中石化三井化工有限公司のフェノール及びアセトンプラント本格稼動
上海中石化三井弾性体有限公司 本格稼動
三井化学SKCポリウレタン営業開始(ウレタン韓国)
韓国法人設立(三井化学韓国)
タイ法人設立(三井化学タイランド)
グローバル開発支援企業 アーク社の株式を取得
欧州初のポリプロピレン コンパウンド自社生産拠点、本格稼働 (三井・プライム・アドバンスト・コンポジッツ ヨーロッパ(ACE)
三井化学と韓国SKC社とのポリウレタン原料事業の合弁解消